ふくしま12市町村移住サポーターガイドツアー

間伐材や支障木として伐採された木を使って、木工作品を作っています。

木工の仕事をするのに、機械音が迷惑にならない場所を探していました。
田村市都路町を訪れた時に、地域の方がとても前向きに話を聞いてくれ、工房付きの家も紹介していただきました。
自分がやりたいことを叶えられる環境や繋がりがあると感じました。
住んでいてよかったことは自然の移り変わりを楽しめること、星空が綺麗なこと、空気と水、野菜が美味しいこと、地域の方が木材を分けてくださること、本当に都会ではなかった暖かで豊かな時間を過ごせていることです。

都路町でおすすめなのは、行司ヶ滝と強梨の桜通りです。
行司ヶ滝は、苔むしたミニ屋久島のような雰囲気で、マイナスイオンたっぷりです！
強梨の桜は、まさに里山の春といた美しい風景に心が澄み渡ります。ぜひみに来てください！

凍み餅という保存食があるのですが、なんともいえない山菜の香りと香ばしい味が絶妙です！

手仕事が好きなので、木工をしていることが楽しいです。
木がひとつひとつ違うので、どう形にしようか考えながら作業することです。
また、こちらに来てから、動物を飼い始めました、やぎ、犬、猫、たちの世話をするのが日課になっていますが、癒される時間です。

今、休日はほとんど、子どもたちの部活（野球）、スポ少（ソフトボール）の応援です。
こちらに来てから、子供達も、のびのびと、自分のやりたいことを思いっきり楽しみチャレンジしています。
子どもたちを間近で応援できる数年間だと思うので、週末は遠足気分で、子どもたちの遠征に付き合い、我が子も含め、他のお子さんの成長を見るのが楽しみです。

私は、埼玉から田村市へやって来ました。
元々、東北出身ということもあり、関東の消費社会や個を重んじる社会や雰囲気が少し苦手なところがありました。
いつか、もっと、自分も家族の伸び伸びと自分らしくいられる場所でいきたいと思っていました。
木工という仕事に出会い、移住を考えました。色々な県をみましたが、福島の方のしなやかな強さ、優しさ、前向きさに心打たれ、田村市へやって来ました。
１２市町村は未曾有の災害を経験した地域です。だからこそ、ここにいる人たちの強さや前向きさ、優しさは他の県とは少し違う気もしています。
便利さや効率の良さはまだまだ少ない地域ですが、目には見えない豊かさがある地域だと感じます。
どうぞ、この地域の魅力を体感しにきてください！